お客様の声

株式会社IHIエスキューブ

 日本を代表する総合重工であるIHIのグループ企業。IHIグループの情報通信システムインテ グレーション、ソフトウェア開発、インフラ構築を主とし、IHIグループをICT技術で全面的 にサポートしている。IHIの持つものづくりのノウハウを活かし、ソフト、ハードを組み合 わせたソリューションを展開しているのが特徴。

深堀 愛様

 品質保証部所属。自社製品やサービスの品質 を高めることをミッションに、プロセス、働 く人のモチベーション、品質に関するマイン ドを醸成するべく、様々な仕掛けに取り組 む。「QV活動」を担当し、社員のマインドの 向上に焦点を当て、品質強化月間や、講演 会、職場ディスカッション等のイベント企画 と展開を行う。

インタビュー

“回を重ねるごとに、社員がより受け入れやすくなるような
カリキュラムとなりました”

―まず、現在取り組まれているお仕事内容についてご共有頂けますでしょうか。

2016年度に、IHIグループ全体として「品質」に着目し、さらに高めていこうという機運 が高まりました。弊社ではその一環として「品質強化月間」というイベントを企画し、私が その主担当となりました。製品やサービスの品質を高めるためのルールやプロセスは整備さ れていましたが、そのベースにある「社員のマインド」を更に高めていくことを志向しまし た。そこで、品質基礎教育や、著名な方による講演会の他に、職場ディスカッションの機会を設け、検討内容を全社発表するなど行ってきました。

―なるほど。先ずマインドから変えていくという発想は深掘さんらしいです。

そうですね。但しそういうイベントは、一時的には凄く気持ちも上がるのですが、やはり一過性になりがちです。振り返りの結果、中長期的に影響を与え続けることのできる取組み が必要と判断しました。それで、ディスカッションで職場の問題を洗い出し、部門やチーム に共有して終わるのではなく、出てきた問題を1年間の計画の中できちんと解決できるような活動に進化させました。それが今御社にご協力頂いているQV活動(QV:Quality Value)です。2017年度は、全社員を含む約650人で80のチームを作り、職場の様々な問題を改善するための議論と対策を進める活動を展開しました。今年は2年目になります。

―650人、80チームという大規模な取組み、本当に凄いですね。ちなみにチーム編成はどの様に行ったのでしょうか?

方法としては二つありました。一つは業務に絡んだチームを編成する方法。もう一つは部門という大きな括りで業務に寄らないチーム編成をする方法。どちらでチーム編成するかは部門長に任せました。「三ヵ年経営方針 2016」を達成するために、職場の現状とあるべき姿とのギャップを活動テーマとすることを条件にして、「リーダー」を中心に、ボトムアップ型で進めてもらいました。

―なるほど。あえてテーマ選定など、ある程度自由度を持たせ、自主性の中で取り組ませるというアプローチですね。メンバーに選ばれた皆さんは、どの様な反応でしたか?

最初はなかなか大変でした。今までは、どちらかといえばトップダウン型の文化でしたので、自ら積極的に考え、行動に起こすということに慣れない人もいたかもしれません。しかしこれからの時代、自ら考えて、良くしていかなくては立ち行かないという経営層の判断もあり、推し進めることにしました。
それ故に、1年目のリーダーは本当に苦労が多かったのではないかと思います。当初よりリーダーには、活動の進め方の研修やフォローアップなどを手厚く行いました。今年度の新チームには、1年目のリーダーが「お手本」として参加していますので、新リーダーは進めやすくなっていると思います。その様な土壌ができ、品質改善活動のやり方は、全社に広まってきているという実感があります。

―2017年のQV活動の開始前に、弊社にお声がけを頂きました。活動を効果的に推進するためのスキルとして、ファシリテーションに着目されたということでしょうか?

はいそうです。QV活動は業務の時間、メンバーが時間を作り、限られた時間の中でアウトプットを出していかなければいけないので、そこにはリーダーに共通のスキルやテクニックが必要だと考えました。色々調べていく中で、「ファシリテーション」という用語を目にした時に「これはもしかしたらQV活動に必要なものかも」という直感があり、丁度ご案内があった御社の体験セミナーに参加し、自分自身で内容を確認し、採用に至りました。

―ありがとうございます。ちなみに当時のメンバーのファシリテーション力はどれくらいでしたか?

ファシリテーション=会議の進行屋という意識だったのではないでしょうか。アイディアを引き出すことがあまりできていないというか、認識もしていなかったと思います。とにかく時間の中でアジェンダをこなして、アウトプットをまとめるというイメージだったと思います。

―それだけでは、なかなか新しいものを生み出すには限界があると感じられたのですね。

そうですね。体験セミナーに出させて頂いた時に、「今までのリーダーシップ」「これからのリーダーシップ」のギャップを、講師の楠本さんから最初にお話頂いて、「グサッ」と刺さりました。まさにこれだ、という感じでした。QV活動というのは、上から言われてやるのでは上手くいかないだろうと思っていた矢先に、これはいいなと。

―有り難うございます。おそらく、幾つかの研修を比較、検討されたのではないかと思いま
すが、その中で弊社をお選び頂いた理由を伺えますか?

非常にわかりやすく、体系的に「ファシリテーション」スキルを習得できるカリキュラムであることに魅力を感じたのもありますが、新しいことを社員に教える、または、マインドセットする時は、インパクトがないといけないと考えておりました。今まで弊社は、色々な教育プログラムや研修を行ってきましたが、それらとは全然違うカラーで、何というか「ガツン」としたものがあったことが、御社を選定した一番の理由です。

研修の冒頭、「ファシリテーション」の定義について、「メンバーからアイディアを引き出し、整理することで、納得感のある合意形成をサポートし、組織や参加者の活性化や協働を促進すること」という説明がありますが、この研修であれば、今まで「受け身の姿勢」で業務に取り組んでいた人や、自分の意見をメンバーに納得させる力こそリーダーの証と捉えている人たちに対し、

ビジネスマンとしての立ち位置の認識を、大きく変えられそうな予感がしました。また、御社の研修は、BGMにジャズが流れ、お菓子が並んでいて、リラックスした研修スタイルです。これを見ただけでも弊社の社員はびっくりするなと思いました。

―有り難いお言葉です。御社とのお付き合いはだいぶ長くなって参りましたが、我々のファシリテーション研修について、プログラムの内容や講師についての感想を教えて頂けますでしょうか?

プログラムに関しては、弊社の元々の社風、社員のマインドを考慮し、弊社用にカスタマイズして下さっているので、2年目が終盤になった今、本当にいい感じかなと思っています。最初は、色々な注文をさせて頂いて申し訳ないなと思いつつも、それに対してすごくスピード感を持ってお応え頂いたので、回を重ねるごとに、社員がより受け入れやすくなるようなカリキュラムとなりました。狙い通り、新しいものへの抵抗感というより、新しいものを受け入れようという姿勢にうまく持っていっていると感じます。講師の楠本さんは、本当にお世辞抜きで、「とても参考になった」という声が1人だけではなく複数から挙がっています。話し方、立ち居振る舞いも本当に素晴らしいので、こういうふうになりたいなと思う社員もいるでしょう。研修だけではなく、ビジネスマンとしてのいいお手本を研修の中で見せてもらい、皆感謝しております。

―そこまでお褒め頂けるとは本当に恐縮です。でも素直に嬉しいです。受講後に聞こえてきた声などはありますか?

研修については、弊社の社員はいつも非常に辛口なのですが、驚くほど評価が高く、全社に広げた方がいいという意見が多数あがっています。活動は2年目となりましたが、ファシリテーションの概念をメンバー全員が知らないと、なかなか上手くいかないというのも実情として聞こえてきます。今、御社に協力頂いておりますが、来期のリーダーに対しては、今まで以上に手厚く、実践で使えるようになるためのプログラムを用意すると共に、全社に向けては、裾野を広げるためのマインドセットをするという、両方のアプローチが必要かなと思っています。

―「裾野を拡げたい」というお話は、他でもよく伺います。自分はファシリテーションに挑戦しようとしても、周りがその概念を知らないから、なかなか進めることが難しいと。是非、今後も裾野拡大の取組みをお手伝いできればと思います。

あともう一つ、QV活動における問題として、メンバー全員に同じ方向を向いて活動してもらうことの難しさを感じているリーダーが多くいます。リーダーに対しては、最初の研修やキックオフ等で、取り組む意義や目的を共有し、腹落ちできる機会があります。しかしメンバーはそこまでの機会はないのが現状です。リーダーの口から、メンバーに対して意識付けができるようになるといいなと思っています。例えば、共感醸成型のコミュニケーション手法である、「ストーリーテリング」の研修などを採り入れていきたいと考えています。

―わかりました。それでは最後、弊社に対するメッセージを頂ければ嬉しいです。

これからも引き続きサポートを頂きたいということと、新しい考え方など色々とご提案を頂いて、私も勉強をさせて頂きたいと思っています。ある意味「チーム」として、弊社の社員にいいカリキュラムが提供できるように、引き続きご支援をお願いしたいと思います。

―本当にありがとうございます。その期待に応えるべく、我々も日々研鑽して参りたいと思います。本日は本当に有り難うございました。

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