2024年06月13日
昨今注目されているパーパス経営は一般企業のためだけのものだろうか。実は、大学経営においてもパーパスは既に多くの大学が取り組み始めている注目すべきトレンドである。18歳人口の減少に伴い大学淘汰が叫ばれて久しい現在、自学のケイパビリティにだけ向き合った教育理念やコンセプトを掲げるのみでは社会と学生から選ばれ生き残っていくことは難しい。本稿では、大学の置かれた状況と抱える課題を紐解き、変化するマクロ環境の中でパーパスによってどのように競争力を高めるか、そしてパーパスと紐づけて大学が強化を図るべき4つの力について解説する。
2024年04月17日
どんなに苦労して策定したパーパスも、単なるお題目や「絵に描いた餅」となってしまえば水の泡だ。実際、パーパスの浸透・実体化のハードルは高く、成功事例もまだまだ少ないのが現状ではないだろうか。
そこで一番の難関であり最重要事項とも言えるのが、社員一人ひとりの自分ごと化である。
どのような進め方、どのような心構えが望ましいのか?自分ごと化を促進する3つのポイントをご紹介したい。
2024年03月04日
「パーパス」を策定し、社会に提示している企業が増加している。一方でその「パーパス」と自身の業務との関連性が見出せない働き手が、半数近くいることも見られる。いま経営課題は、パーパスを概念から行動へと移す明確な羅針盤を持つことではないだろうか。パーパスと経営目標を関連づけ、働き手一人一人の行動計画と結びつける。パーパスの実現目標と現在の状況を数値化する方法論:ノーススターメトリクスを本稿では紹介していく。
2024年01月31日
「パーパス」が企業経営における重要キーワードとして語られるようになって久しい。2020年のダボス会議では主要テーマとして取り上げられ、Harvard Business Reviewでも何度も特集が組まれている。その一方、日本企業の経営陣の中には、自社で掲げるイメージがつきにくかったり、気になりつつも具体的な取り組み方が分からなかったりする人も多いのではないだろうか。しかし、今やパーパスは企業が存続するために必要不可欠なものとなりつつある。このコラムでは、パーパスが注目されるようになった背景を改めて振り返り、ひと足早くパーパス経営を実践し始めている企業の事例を参照しながら、その重要性について考察したい。
2023年11月22日
オープンイノベーションが重要だと言われ20年近くが経つ。一方で日本企業は欧米に比べてオープンイノベーションへの取組率が低いと言われる。オープンイノベーション白書によると、企業のオープンイノベーション取組率は欧米企業が78%も取り組んでいるのに対し、日本企業は47%に留まっている。
これは、日本が輝いていた高度経済成長期に社内に閉じた研究・開発が競争優位をもたらしていたことが、今日まで成功体験として記憶されているからとも考えられる。
本稿では、日本企業がオープンイノベーションに取り組み始めるために、なぜパーパス策定が有効であるのかを解説する。
2023年10月12日
「パーパス」を策定し、世に公表する企業が増えてきた。しかし、実現していきたい未来や果たす責任を「パーパス」として掲げたものの、その実体化に苦戦している企業も多いのではないだろうか。パーパスは、抽象的な概念を超えて実際に社会に対して価値を創出するようになって初めて“実体化”したと言えるだろう。実際にパーパスを策定し、PRや新規事業など様々な方法で社会に価値を創出することでパーパスを実体化させている7つの企業事例を参考にしながら、パーパスの実体化とは何か、そしてどのように実体化させていけばよいのかを考察していく。
これからの市場環境の変化と、変化する環境における事業変革を乗り越えるための経営課題や事業課題はどのようなものかご説明し、課題を解決するサービスをご紹介します。
AIやIoTなどのテクノロジーや、人口動態などの生活者の変化によって激変していくインダストリーと市場の今、とこれから。そしてケーススタディをご紹介します。
アパレル、ジュエリーや時計の素材供給、開発、製造および流通・小売りなどバリューチェーンにかかわる業界を『ファッション・ラグジュアリーインダストリー』と定義する。
ヘルスケアや美容に関する食品やサプリメント、機器やコスメティックス、ヘアケアアイテムについて素材供給、開発、製造および流通・小売りなどバリューチェーンにかかわる業界を『ヘルスケア・ビューティーインダストリー』と定義する。
人材教育や研修、人材採用および紹介・仲介・派遣を担う領域を『人材・教育・キャリアインダストリー』と定義する。
ここでは、人材・教育の対象は社会人だけでなく、小中高生を対象とした塾や大学、大学院等の学校法人なども含む。
これからのIoTやAI領域をけん引するリソースを持つ、もしくはそれらの製品・サービスを提供する側となるであろう「ハイテク・通信・製造・IT」における開発・生産・流通にかかわる領域を『ハイテク・通信・製造・ITインダストリー』として定義する。
流通・小売りで取り扱われる農畜産物・水産物(1次生産品)とパッケージ商品(2次生産品)の飲料、アルコール、農業・漁業生産品および加工品を生産・加工・流通にかかわる業界を『飲料・食品業界』と定義している。
ASEAN市場は継続的な伸長とデジタル導入や事業変革/構造変革のタイミングが日本と異なっていることから、これからも魅力的な市場であるといえる。
ASEANマーケティングでは、主にASEAN各国に進出している/していくインダストリーを対象とする。
外国資本企業や製品・サービスが日本市場に参入する際に、該当インダストリーエントリーと同時に、セールスや流通チャネルの構築やパートナリングなど、新たなビジネスエコシステムを組み立てること自体を対象とする。
住宅、家具、インテリア雑貨や家電市場をライフスタイル市場とし、その市場における素材供給、開発、製造および流通・小売りなどバリューチェーンにかかわる業界を『ライフスタイルインダストリー』と定義する。
ブランディング・マーケティングのプロフェッショナルとして、十年以上、数百に及ぶプロジェクトをご支援して参りました。
培ってきた経験と知見が、我々の最大の強みです。
博報堂コンサルティングは「社会から待望される経営変革・事業変革のあり方を共に考え、事業活動の支援まで帯同するプロフェッショナルファーム」を目指します。
マーケティングのプロフェッショナルである私たちと共に、企業に真の成長を。
2024年04月01日
2024年03月11日
2024年03月05日
博報堂コンサルティング、企業のパーパスを具現化するプログラム 「ノーススターメトリクス:北極星指標」を提供開始 ~パーパスの実現目標と現在状況を数値化し、企業の業務変革を支援~
2023年04月01日
2023年01月04日